皆さんは、アメリカの大ヒットコメディ映画「マスク」をご存知でしょうか?緑色の顔に扮する俳優「ジム・キャリー」が主演の映画ですね。
映画字幕翻訳家でお馴染みの「戸田奈津子」さんが以前、インタビューで語っていた「顔芸が得意なジムキャリーが自分の才能を見出していった時の話」が印象的だったので、シェアしたいなと思います!
今回ご紹介する内容は、ジム・キャリーのプロフィール経歴、映画マスクの簡潔あらすじ・制作費・興行収入、戸田奈津子のプロフィール、戸田奈津子が語るジム・キャリーの「好きなことや才能の見つけ方」です。
ジム・キャリーのプロフィール・経歴
参照元:シアター
本名:ジェームス・ユージーン・キャリー(James Eugene Carrey)
国籍:カナダ/アメリカ 二重国籍
出身地:カナダ・オンタリオ州
誕生日:1962年1月17日
年齢:60歳
身長:188cm
職業:俳優・コメディアン・漫画家・絵本作家
両親:父(フランス系)/ 母(スコットランド系)
兄妹:兄と2人の姉(ジムは末っ子)
・19歳でアメリカに移り、スタンダップ・コメディの舞台を経て、多くのコメディ番組に出演。
・1984年に映画デビュー。
・1994年に初主演した『エース・ベンチュラ』が大ヒット。続けて『マスク』もヒットし、コメディ俳優としてトップに立つ。
・下品で単調な顔芸喜劇役者と言われ、彼を嫌う者もいたが、近年はコメディ以外にも出演し、演技の幅を広げている。
・その翌年に女優のローレン・ホリーと再婚するも8か月でお別れ。
・女優のジェニー・マッカーシーとは2010年まで事実婚関係にあった。
ジムと言えば「顔芸」が思い浮かぶ程、柔軟性のある体と顔をフルに使っての演技が特徴的なハリウッドスターですね。
ジム・キャリーをスターに押し上げた映画「マスク」とは?製作費や興行収入はどのくらい?
参照元:wikipedia
「マスク」は日本でも金曜ロードショーなどで放映される人気作で、知ってる方も多いと思いますので、ここでは簡単にご紹介します。
1994年にアメリカで1995年に日本で公開されたコメディ映画。ジム・キャリー演じる気弱でお人好しで冴えない性格かつ、不幸ばかりが多い幸の薄い銀行員の男が、偶然に不思議な緑色の木の仮面を手に入れ、超人的な力を持った黄緑色の顔の怪人・マスクに大変身する物語。
ヒロインはあの「キャメロン・ディアス」。キャメロン演じる歌手のティナに一目惚れした冴えない男は、仮面の魔力を使ってティナと親密になれるのか?!この頃のキャメロン・ディアスはまだ演技経験のない新人でしたが、ヒロインに大抜擢されたことでトップスターの仲間入り。
参照元:クランクイン
ウィキペディアに公表されている制作費は2300万ドル(当時のレート$1=102円で計算すると、23億4600万円)で日本の配給収入は18億円、世界の興行収入は3億5158万3407ドル(当時のレート$1=102円で計算すると、およそ358億6151万円)だそうです。すごいですね!!( ゚Д゚)
ちなみに2005年には「マスク2」も続編として公開されています!
戸田奈津子のプロフィール
参照元:スポニチアネックス
洋画を日本語字幕で観る方は、エンドロールで「戸田奈津子」という名前を目にしたことが1度はあると思います。今回のブログでは戸田さんの存在も大切になりますので、こちらでプロフィールを簡単にご紹介します。
生誕地:福岡県北九州市戸畑区
出身地:東京都
誕生日:1936年7月3日
年齢: 86歳
大学:津田塾大学・学芸学部英文学科
職業:字幕翻訳家 / 通訳者(2022/07引退)
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戸田奈津子が語るジム・キャリーの「好きなこと・才能」の見つけ方!
参照元:yahooニュース
映画字幕翻訳家である戸田奈津子さんは、現在は引退していますが、通訳者としても活躍されていました。海外の映画監督やスター俳優たちが来日する際の通訳に同行することが多く、プライベートでもいろいろな会話をされてきたことでしょう。
そんな戸田さんが以前インタビューでこんなジム・キャリーのストーリーを話されていました。
『マスク』という映画で大ヒットしたジム・キャリーという俳優がいます。彼は表情筋が優れていて、驚くほどいろいろな表情ができる俳優さんです。
「どうしてそんなことができるの?」と尋ねたら、「子どもの頃から外で遊ばないで、時間があったら鏡の前で百面相を作っていた」って言うんですよ。親御さんが心配して、散々「やめろ」と教育してもやり続けたそう。そのうちに親御さんも諦めて、放っておいたんですって。そのまま表情づくりに情熱を燃やし、結局は彼はハリウッドのトップスターになったのですよ。
その人にとっての「好きなこと」「才能」って、子供のころの自分を思い出すときっと見えてくるはずです。ジムはこの話をしたあと、こういう一言を言いました。
“あなたの才能は、親が心配するようなところにあるかもしれない” と。
引用元:DMM英会話
面白いストーリーですよね!確かに親からしたら少し心配になる行為かもしれません。(笑)皆さんも「変わった人だな」という印象を受けた方もいるかもしれませんね。でもこれがジムの「個性」です。
何かに夢中になる、没頭することがあるというのはいいことだと思います。もちろん、一時的なもので飽きてしまうこともあるでしょう。その中で「継続してやり続けていること」「特に子供の頃からかなりの興味を持っていること」というのは、好きなことや個性(才能)を確立していく上で大事なポイントのようですね。
ジム・キャリーの例でいうならば「親に心配される程のめり込んでいたもの」「一般的に想像するよりちょっと変わった行動を取っていたもの」の中にあるようです。(笑)
ジムには子供の頃から「コメディアンになる」という夢があったので、自分の夢を追いかけた結果の行動だったかもしれません。夢や目標、将来のビジョンがあると、よりその「好きなこと」や「好きなことを活かすためのツールになるもの」に対して信念と情熱を持てるのかもしれませんね。
「好きなこと」「才能と思えるもの」を「自分の趣味として楽しみ続けるのか」または「周りの人に影響を与える仕事として繋げていくのか」は、どちらが良い悪いというものではなく、自分で決める選択になるでしょう。
まとめ
今回はジム・キャリーに学ぶ好きなことや才能を見出すヒントを中心にお届けしました。
他のハリウッドスターたちの話もぜひ戸田さんから聞いてみたいですね!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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