最近では「台湾プロ野球のチアガールズが可愛すぎる！！」「この子誰？？」とかなり人気が高まっていますね！おそらく一番話題になったのは、『リン・シャン（芸名：mizuki）』という台湾の楽天モンキーズ所属のチアガールズではないでしょうか。
確かにめちゃ可愛いです！台湾のチアは全体的に、”スタイル抜群・可愛い・綺麗・セクシー”な子が多いと思いませんか？「なぜだろう？」と気になって調べていくと、台湾チアのお堅い日本とは違うチア事情が見えてきました。
今回は、日本でも人気が出始めている台湾プロ野球の歴史、球団、市場について、台湾チアガールズの特徴（日本と台湾の違い）、楽天モンキーズというチームに注目してみました！
台湾プロ野球の歴史
参照元：中華職業棒球大連盟CPBL
歴史
1989年に発足した台湾プロ野球連盟の『中華職業棒球大聯盟（ちゅうかしょくぎょうぼうきゅうだいれんめい）』。
かつての台湾の野球は、八百長問題が度々勃発し、チームが解散に追い込まれたり、野球賭博にかかわった選手たちが永久追放されたりと、野球界は低迷していました。
そもそも、八百長が多発する背景には、職業としての待遇の悪さが原因。
スター選手クラスでさえ月給35万台湾ドル（約100万円）程度とという、日米や韓国のトップリーグと比較しても明らかに少ない給料。
また台湾には公営ギャンブルが存在しなかったため、裏稼業として暴力団に付け込まれやすい事情もあったようです。
こうした事態に対し、2010年に馬英九総統が、台湾を代表するスポーツとして公的に支援する必要があると指摘。
そのうえで、選手たちが金ほしさに八百長に手を染めないよう、今後4年間で20億台湾元（約57億円）の公的資金を導入し、選手の最低給与や退職金の制度などを整える考えを示したということです。
台湾プロ野球の球団はいくつあるの？
参照元：中華職業棒球大連盟CPBL Official Website
球団名（本拠地）
・中信兄弟 （台中市）
・統一ライオンズ（台南市）
・富邦ガーディアンズ（新北市）
・楽天モンキーズ（桃園市）
・味全ドラゴンズ（新竹市）
・台鋼ホークス（高雄市）
最後の台鋼ホークスは2023年から参入すると発表され、それを含めると全６球団となります。日本の球団の約半分ですね。
楽天モンキーズ副董事長が語る「台湾プロ野球の市場について」
参照元：中華職業棒球大連盟CPBL Facebook
台湾の野球チームの中で、唯一日本の企業である『楽天モンキーズ』！
楽天のCEOで副董事長（ふくとうじちょう）の川田喜則さんは、台湾プロ野球の市場について次のように語っています。
「野球の試合に関しては、戦術に違いはあれど方向性は一緒だと感じています。
球団数が増えるとファン数も増えるので楽しみ。台湾プロ野球市場は、これから成長するであろう魅力があるマーケットだと感じています。」
引用元：台北経済新聞
ちなみに、董事長（とうじちょう）という聞きなれない言葉。
これは、中国大陸や台湾で使われる言葉で、法人を代表する責任者という意味で、日本でいう”取締役”に当たる言葉のようです。
楽天モンキーズはどんなチーム？
参照元：Impress Watch
『楽天モンキーズ』は、過去幾度となく、球団の売却や改名が行われています。
第一金剛 → La Newベアーズ（La New熊、2004 – 2010） → Lamigoモンキーズ（Lamigo桃猿、2011 – 2019） → 楽天モンキーズ（樂天桃猿、2020 – ）
2019年に日本の楽天が球団を買収、改名し、2020年シーズンから台湾リーグに参入！
楽天は、すでに宮城県に本拠地をおく「東北楽天ゴールデンイーグルス」を保有していますが、海外の球団を持つことについては野球協約に反しないとのこと。
台湾プロ野球に参入することで、「Rakuten」ブランドの価値向上と各サービスの利便性向上を図り、台湾における楽天エコシステム拡大を目指すそうです。
ところでモンキーズの実力はどうなの？というところですが、
年間王者を決める台湾シリーズでは7度優勝し、2014年より5年連続で台湾球界最多の観客動員数を記録しているそうです！
台湾チアガールズの特徴とは？日本との違い！
参照元：Rakuten Monkeys Official Website
日本のプロ野球のチアガールズに関する記事は一番下
・他のプロダクションへ所属していないこと
・レッスン含む全活動日に参加できること
モデルや芸能活動といった他のプロダクションに所属していて応募に受かった場合は、そちらを辞める覚悟がなければいけません。
日本の球団は、チアガールズという仕事に専念し、その活動を最優先できる方を求めています。
『楽天モンキーズ』を例にあげると、ダンス監督除く26人在籍しているチアガールズの半数以上は、モデル・歌手・テレビ番組出演・CM出演・MV出演・写真集出版・You Tuberなど、野球とは関係のないタレント活動をしている人がほとんどです。
そのため、彼女たちは、元々自分自身でFacebookやInstagramなどで自己ブランディングを行い、それぞれが万単位でファンを持っているインフルエンサーなのです！
だから”スタイル抜群・可愛い・綺麗・セクシー”な子が多いのですね！
マツモトキヨシ桃園店 １日店長の様子
参照元：台北経済新聞
台湾プロ野球チームのチアリーダー制度は2013年に始まりましたが、楽天ガールズは2016年からマネジメントに芸能人が入り、よりエンタメ性の強いグループとなっています。
事実、「楽天ガールズ」を生かしたビジネスには力を入れており、台湾のチアリーダーは企業とのタイアップなどに強いようです。
既に日本のいろいろな自治体から、インバウンドマーケティング目的で楽天ガールズを起用したいとの話がたくさん来ているそうですよ！
台湾は、チアガールズとしての活動と並行して他のタレント活動ができるけど、日本は、野球の応援を専門にしている点が大きな違いですね。
楽天ガールズの中には、試合の度に球場まで会いに来てくれるファンの方を大切にし、交流をする機会を多く持ちたいと、SNSを活用して毎日ライブ配信などをしたりと努力している子もいるようです。
ここ数年で、日本の会社も働き方改革などがあったり、副業を認める会社も出てきたりと変化は起きてきていますが、プロ野球のチアガールズという職業に関しては、海外と日本では、大きな差があるようですね。
情報によると、コロナ前には『楽天イーグルス』のチアリーダーメンバーと『楽天モンキーズ』のチアガールズを2人ずつ交換留学させ、文化交流する計画があったそうです。
コロナが落ちついてその計画が実現したら、より日本と台湾の、チアと観客の距離が近くなるでしょう！
まとめ
今回は、台湾のプロ野球と楽天モンキーズについて、また台湾チアの特徴をお届けしました！
最後までご覧いただきありがとうございました！
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