2022年8月25日タレントのryuchell(りゅうちぇる)とpeco(ぺこ)夫妻が離婚を発表し大きな話題を呼んでいます。
それは今までとは少し違う”離婚”のパターンだから。離婚したのに「新しい家族の形」としてまた3人で同居する。でも”事実婚”とも違う。
一体この夫婦の間には何が起きてるの??意味がわからない!とややこしく思っている方、離婚理由をこのブログでわかりやすくまとめています!双方のコメントも全文公開しています!
今回ご紹介する内容はこちらです!
・ryuchell(りゅうちぇる)のプロフィール
・peco(ぺこ)のプロフィール
・ryuchellとpecoの結婚から現在まで
・ryuchellのカミングアウトとは?本人コメント全文!
・ryuchellとpecoの離婚理由は?
・ryuchellのカミングアウトを受け入れたpecoの愛!本人コメント全文!
ryuchell(りゅうちぇる)のプロフィール
参照元:ryuzi33world929 Instagram
本名:比嘉 龍二(ひが りゅうじ)
出身地:沖縄県宜野湾市
誕生日:1995年9月29日
年齢:26歳(2022/08現在)
身長:172cm
兄姉:5人兄姉の次男で末っ子
祖父:米兵
職業:読者モデル・タレント・歌手・実業家
所属:比嘉企画(代表取締役)
・高校卒業後、上京し読者モデルとして活動する傍ら、原宿にある古着店「SUPER WEGO」に勤務。
・2015年20歳の時からテレビに出演するようになり、スターレイプロダクションに所属。
peco(ぺこ)のプロフィール
参照元:pecotecooo Instagram
本名:奥平 哲子(おくひら てつこ)
出身地:大阪府堺市
誕生日:1995年6月30日
年齢:27歳
身長:158cm
職業:モデル・タレント
所属:比嘉企画
・建設資材の会社を経営する裕福な家庭で育ち、幼少期にはクラシックバレエを習っていた。
・高校生の時に吉本興業に所属しNSC女性タレントコースに入学。
・高校卒業後、上京し原宿のアパレルショップでアルバイト。スターレイプロダクションに所属。
ryuchell(りゅうちぇる)とpeco(ぺこ)の結婚から現在まで
参照元:スポニチ
2014年 バイト先の古着店SUPER WEGOで出会った2人は、2年間の交際を経て
2016年 12月に入籍
2017年 9月に挙式と披露宴を挙げる
2018年 7月には第一子となる男児「リンク」くんが誕生
2021年 9月に夫婦共に所属していたスターレイプロダクションを退社
2021年 10月個人事務所・比嘉企画を設立し、りゅうちぇるが代表取締役を務める
2021年 事務所設立を機に夫婦共に芸名表記をひらがなから英文字に変更
2022年 8月に保護犬のAllison(アリソン)を迎えた
2022年 8月25日離婚して「新しい家族の形」で同居していくと発表
ryuchellのカミングアウトとは?本人コメント全文!
参照元:ryuzi33world929 Instagram
2022年8月25日、りゅうちぇるは自身のInstagramで、ずっと苦しかった胸の内をぺこさんと話し合ったこと、そしてその詳細を打ち明けました。以下は私がりゅうちぇるのInstagramを拝見させてもらい、抜粋した本人コメントになります。(てこ=ぺこ)
8年前にてこと出逢い、僕はてこを好きになりました。女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした。
てこはそんな僕に自信をくれて、男としての幸せを教えてくれました。お付き合いしていく中で、こんなにも楽しくて、お互いを高め合えて、辛い時も乗り越えられる。そんな関係性を、そんな愛を、自分が女性と築けるとは思ってもいませんでした。
一生一緒に居たいと思えたからこそ結婚して、夫婦になる道を選択し、そしてその愛が形になり、最愛の息子も生まれました。
かけがえのない息子の父親であること。信頼できるてこの夫であること。ryuchellという芸能人であること。そんなこの上ない幸せな日々を守るために、自分を隠してでも、そう生きていくと心に決めていました。
引用元:りゅうちぇる Instagram
そんな中、メディアで自分のこれまでの生き方や、”夫”としての生き方についてお話しさせていただく機会が増えていく中で、“本当の自分”と、”本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました。
これまで皆さまに多様な生き方を呼びかけてきた僕なのに、実は僕自身は、”夫”らしく生きていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。
“夫”であることは正真正銘の”男”でないといけないと。父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、’‘夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました。
もちろん自分が覚悟して決めた道なのだから、どんなにつらくても、愛する家族のために自分の本当の気持ちを押しころす事が愛だと、強く強く思う反面、誰にも、そしててこにさえ、本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました。
こんなに愛する家族がいるのに、生きていくことさえ辛いと思ってしまう瞬間もありました。
このままでは自分が本当にダメになって、一番守りたい家族のことも守れなくなってしまうと感じ、これまでの事、今の思いを、てこに全て打ち明けました。
引用元:りゅうちぇる Instagram
りゅうちぇるの自分との心の葛藤や真剣な想いがすごく伝わってきますね。結婚を決める前から、本来結婚というものに対しても少なからず不安を持っていたようにも受け取れます。
つまりryuchellとpecoの離婚理由とは?
りゅうちぇるは、特に「男」「女」とはっきり区別せず、”ジェンダーレス”で”多様な生き方”を好んでいたはずが、いつの間にか「結婚」をし「子供の父親」をやっていくうちに「夫=男」「夫らしく」「男らしく」生きていかないといけないという観念を自分に植え付けていく形になってしまい、次第にそれが自分の中で苦しくなってきてしまった ということのように思います。
ご存知のように、りゅうちぇるは男性ですが、かわいいものが好きで、女性のメイクやファッションも楽しみます。男性としての面もあれば女性らしい面もあったりと、一体りゅうちぇるの心と身体は、どのような性なのだろうかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
私も不思議に思います。りゅうちぇるのウィキペディアには「自身がLGBTどれにも当てはまらない性的指向・性自認であることに葛藤を抱いていた」との記載もあり、本人もよくわからないのかもしれません。
そのため「夫」「妻」といった固定された枠を取っ払って生きていきたいと思ったのが、離婚という形に至った一番の理由かと思います。
「法律上の結婚」「夫・妻」という立場から解放され「人生のパートナー」「家族」という枠組みで続けていきましょうとなったわけですね。
ちなみにLGBTについてはこちらをどうぞ↓
https://www.moj.go.jp/JINKEN/LGBT/index.html
LGBT以外にも「恋愛感情を抱かない」「性を決められない」「性を決めたくない」という方もいるようです。
ryuchellのカミングアウトを受け入れたpecoの愛!本人コメント全文!
参照元:ryuzi33world929 Instagram
りゅうちぇるは、ぺこに打ち明けた時の様子をこう語っています。
打ち明ける事は本当に怖かったし、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。てこに何と言われるかも想像が出来ませんでした。
だけどてこは、「今まで辛かったね」と泣いて抱きしめてくれました。その深い愛に涙が溢れて、僕が思っていた以上に、僕がどんな人間であれ、てこは僕という存在を理解し、大切に思ってくれました。
僕自身”夫婦”という形を覚悟して選び、そしててこも覚悟して、僕に人生を捧げる道を選んでくれたのに、僕の弱さのせいで、夫として、男として、てこを守ることが出来なかったこと。
どれだけ伝えても足りないほど、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、家族として、パパとしては、何があってもこの幸せは守りたいと強く思いました。
それから2人で今後についてよく話し合い、これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました。もちろん、今まで通り家族で暮らします。
(略)
今お話しさせてもらった通り僕には隠していた部分がありました。その僕を信じて応援してくださっていた方、本当に申し訳ありません。
そして、最後に信じて欲しいというのはおこがましいですが伝えたいことは、今までメディアに出させていただいた中で発してきた、生き方への考え、そして、てこへの愛の言葉には、嘘はなにひとつありませんでした。
引用元:りゅうちぇる Instagram
一方、ぺこさんも自身のInstagramで次のように気持ちを語っています。
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誰が何と言おうと最高の彼氏だったし、最高の旦那さんだったし、息子の最高のパパだし、そして兄妹のようなともだちのような、時にはお母さんのようなそんな存在だけど、わたしは何よりもまず、りゅうちぇるという人間そのものがだいすきです。
正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。
だけどこうして今 生きて、勇気を振り絞ってわたしに打ち明けてくれたことに、ありがとうの気持ちでいっぱいなのです。
打ち明けてくれた瞬間、ひどいとか、最低とか、だましてたの?とか、ほんとうにそんなことは思わなくて、それはりゅうちぇるがほんとうにたくさんの本物の愛をくれたからだと思います。
人生のすべてをかけて、りゅうちぇるに飛び込んだぺこさんにとっては、結婚生活の途中でこんな終わり方を迎えるなんて予想もしていなかったでしょう。
しかしこれは「お別れ」ではないですし「法的な形もろもろにこだわるかどうか」ということもありますが・・・。
何よりぺこさんが「愛する人の気持ちを受け止め、受け入れた」結果の形であり、少し視点を変えれば「新しい家族の形」として今の幸せが継続できるわけです。
まとめ
時代の変化に伴い、結婚の形も様々、はたまた個人の性に対しても現代はオープンになりつつあると同時に、様々な性自認を抱えている人も多いと思います。
多様な生き方があっていいと思います。本人同士で分かち合い、話がまとまったのなら、それで良し。
何を、どんな形を、幸せと感じるかは人それぞれです。今回のりゅうちぇるとぺこの関係性は、本物の愛があってこそ成り立った、新しい幸せの形なのかなと思います!
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